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シロアリは古い家だけ?実は新築でも被害が出る理由

2026.10.22シロアリ駆除
最終更新日: 2026.10.27
シロアリは古い家だけ?実は新築でも被害が出る理由

「シロアリ被害は古い家で起こるもの」 そう思っている方は多いのではないでしょうか。 確かに、築年数が経った住宅ではシロアリ被害が発見されるケースが多くあります。 しかし実際の現場では、築年数が浅い住宅や新築の家でもシロアリ被害が発生することがあります。 「まだ新しい家だから大丈夫」「建てたばかりだからシロアリは来ないはず」 こうした油断が、被害を見つけるのを遅らせてしまう原因になることも少なくありません。 今回のブログでは、新築住宅でもシロアリ被害が発生する理由、シロアリが好む住宅環境と被害を防ぐための対策について詳しく解説します。

シロアリはなぜ家に発生するのか

まず理解しておきたいのは、シロアリは「古い家」を狙っているわけではないということです。シロアリが探しているのは、木材(エサ)、湿気、暗くて安全な場所です。 つまり、条件さえそろえば築年数に関係なく被害が発生する可能性があるのです。実際に、築5年以内の住宅でシロアリ被害が見つかった事例も珍しくありません。

新築でもシロアリ被害が発生する理由

①周辺環境にシロアリがいる

シロアリは土の中に生息している昆虫です。そのため、家の周辺に森林、空き地、古い木造建築、枯れ木や切り株などがある場合、すでにシロアリが生息している可能性があります。家を新しく建てたとしても、地中のシロアリがいなくなるわけではありません。地面の中から基礎部分を通って、住宅へ侵入するケースもあります。

②木材が使われている住宅構造

住宅の多くは木材を使って建てられています。柱、土台、床材、下地材、これらはすべてシロアリのエサになる可能性があります。 特に床下の木材は、湿気や温度が安定しているため、シロアリが好む環境になりやすい場所です。

③湿気が多い環境

シロアリは乾燥した場所を嫌い、湿気の多い場所を好む性質があります。 例えば次のような環境です。 ・床下の通気が悪い ・雨漏りがある ・水漏れがある ・庭の土が家の基礎に近い ・植木が家に接している

こうした条件がそろうと、新築住宅でもシロアリが活動しやすくなります。

④シロアリの侵入経路がある

シロアリはわずかな隙間から侵入することができます。 主な侵入経路は、配管まわりの隙間や床下の通気口、基礎と土の接触部分などです。 シロアリは「蟻道(ぎどう)」と呼ばれるトンネルを作り、地面から建物内部へ侵入します。そのため、見えない場所で被害が進行していることもあります。

新築でも油断できない理由

防蟻処理には有効期限がある

新築住宅では通常、防蟻処理(シロアリ対策)が行われています。しかし、この薬剤には有効期限があります。一般的に 約5年程度で効果が弱くなると言われています。 つまり、築5年を過ぎる頃や防蟻処理の効果が薄れる頃にシロアリ被害が見つかるケースが増えるのです。

被害は見えない場所で進行する

シロアリ被害の怖いところは、気づきにくいことです。 シロアリは光を嫌うため、床下、壁の中、柱の内部など、見えない場所で活動します。そのため、気づいたときには木材の内部が大きく食害されていることもあります。

こんなサインは要注意

次のような症状がある場合、シロアリ被害の可能性があります。 ・床がふわふわする ・木材を叩くと空洞のような音がする ・羽アリが室内に出た ・壁や柱に小さな穴がある ・床下に土のトンネルのようなものがある これらは、シロアリ被害の初期サインの可能性があります。

シロアリ被害を防ぐための対策

定期的な床下点検 シロアリ対策で最も重要なのは、早期発見です。 床下は普段確認することが難しい場所ですが、 定期的な点検を行うことで、被害の拡大を防ぐことができます。 防蟻処理の再施工 先ほど説明した通り、防蟻処理には有効期限があります。 一般的には5年ごとの再施工が推奨されています。これにより、シロアリの侵入リスクを大きく下げることができます。 床下環境の改善 シロアリを寄せ付けないためには、湿気対策も重要です。 例えば ・床下の通気を確保する ・水漏れを放置しない ・家の周りに木材を置かない ・基礎周辺に土を寄せない こうした対策が効果的です。

まとめ

シロアリ被害は、古い家だけに起こる問題ではありません。 周辺環境、湿気、木材、侵入経路など、これらの条件がそろえば新築住宅でも被害が発生する可能性があります。 「まだ新しい家だから大丈夫」と思っている方こそ、一度シロアリ対策を見直してみることが大切です。 被害は見えない場所で進行するため、早めの点検と予防が住まいを守るポイントになります。 シロアリ被害が気になる方は、専門業者による床下点検や防蟻処理を検討してみることをおすすめします。 レスキューハウスではシロアリの調査・駆除・予防施工まで対応しております。 気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

舘森清一
舘森清一代表取締役
  • 2級建築施工管理技士
  • 白あり防除施工士
  • 雨漏り診断士
  • 蟻害・腐朽検査士
  • 耐震診断士

現場で培った経験と専門知識をもとに、目に見える症状だけではなく、その原因まで見極めた適切な修繕・メンテナンスを重視している。本メディアでは、雨漏り、屋根・外壁、防水工事、シロアリをはじめとする住宅トラブルについて、「どのような状態なら修理が必要なのか」「どのような施工方法が適切なのか」「信頼できる業者をどう選ぶのか」といった疑問を専門家の視点から解説する。

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